長年苦しんできた血便を繰り返す症状。
自分なりに結局これではないかという原因に辿り着いたのでみなさんとシェアできればと記事にしてみました。
痔は三人に一人が抱えているとも言われていますし、過敏性腸症候群や腸のトラブルで悩んでいる人はかなり多いのではないでしょうか。
血便が出る、大腸がん?と考えはネガティブな方向に行って病院に行くのも怖い、病院行ったけど原因不明、人それぞれ悩みの度合いは違うと思います。
私の場合、小さいころからお腹が下りやすい、30過ぎてからたまに血便が出るようになったり、コントロールの利かない異常な下痢に襲われたり、常に大便を気にして行動範囲も自然と狭くなったりしていました。
腸の調子が悪くなっていた原因は結構複雑な要素が絡んでいたと思います。
食べ過ぎ、と言っても普通の人よりかは小食だと思いますが現代人のほとんどが食べ過ぎというのが私のスタンスで、そもそも3食食べること自体に疑問を持って、食べる量を減らすことからスタート。
これで突然の便意などが減り、ある程度決まった時間に便意を催すようになってきました。
そして次に疑い始めたのが過敏性腸症候群、緊張するとトイレに行きたくなるというところはありますが、完全に合致しているかというと難しいところはありました。
一番、過敏性腸症候群で迷ったのが、食べていい食品とNGな食品のリストが専門家によって全然違うということ。
体にいいと思って食べていた納豆であったりヨーグルトがNGとなっているバージョンもあれば推奨する専門家もいたり、いろいろ試すうちに腸内の菌のバランスが無茶苦茶になってしまってのではと思うぐらい、うまくいったりいかなかったりを繰り返すのがこの食事の変更です。
ある時から急にみそ汁がダメになった時期もあったり、納豆もOKな時とダメな時と、自分の腸になにが合っているのかを探るのはなかなか難しい作業です。
今は医療で腸内フローラを整えるためにその人になにが足りないのかを調べる技術があるようなので、気になる方クリニックでチェックをすることをおすすめします。
この動画でも説明している高輪クリニックでは郵送での腸内フローラ検査が可能なので、やってみる価値はあるかと思います。
高輪クリニック 、3万円で検査できるようで、これを高いととるかはその人次第ですがこの記事で私が実践してみたことで変化を感じない人はやってみてもいいのかなあと思います。
血便の原因はお尻周りの血流だった
腸内の菌、腸内フローラの状態をどうするかというのは人それぞれなので私個人の経験は他の人には当てはまらないと思います。
結局私の場合は小さいころからヤクルトを飲まされていたので、ヤクルトを飲んでおけばなんとか整っている状態は保てる気がします。
変に新しいヨーグルトを試したり、昔ながらの乳酸菌の取り方(漬物や味噌などの日本古来の発酵食品)だと逆に下ってしまうことが多い感じがしています。
人それぞれ小さいころから何を食べてきたか、体質などもあると思うので、毎日メモをとりながら食べたものとそれに対する便の状態を照らしわせるのがいいのではないでしょうか。
で、私の場合血便になっていた原因は結局おしりの血流の流れが悪くなっていたこと、これではないかという結論に達しました。
デスクワークが多くなるようになってからということもあって疑いはあったのですが、どうやって治したらいいかがわかっていませんでした。
「運動」というワードが必ず出てくるのですが、私はジョギングもするしウォーキングもするし、運動不足というカテゴリーに自分は入らないと思っていたので、ずっと血便の原因は腸内環境だと思っていました。
筋トレやジョギングなどしていてもこの血便の状態はよくなることはなく、また食べ物の方をいろいろ試して迷路に迷い込むということを数年繰り返していた状態です。
最終的になにが効いたかというと、お尻の尾てい骨周り、お尻全体、ここを集中的にマッサージすることです。
そして仰向けになってお尻を浮かしてお尻の筋肉を締めたり緩めたりを繰り返す、これで肛門周辺の血流が改善されて血便はなくなっていきました。
温活という観点からお尻を温めるのもいいと思いますが、これは昔からやっていたので、血流を促すには強制的に外からの刺激(マッサージ)とお尻の筋肉を動かす、これが効くのではと思っています。
手をひたすら揉む癖をつけるのと同時に、マッサージのパッド(電気を流すやつ)も使っています。
やはり長時間椅子に座ることで、おしり周辺の血が止まってしまっている状況が続くのが原因ではないかと思っています。
座っている姿勢もちょうど股関節の辺りで血をせき止めてしまう感じになるので、おしり周辺プラス股関節のストレッチも効果的だと思います。
これを使ってピクピクさせています。
変に気持ちいいので違う意味でクセになりそうなので気をつけてください。
テニスボールやゴルフボールなどお尻に敷いて仰向けに寝る。
自重でゴリゴリやってほぐすのもいいかもしれません。
整体師の先生などがこのやり方をすすめたりしています。
前述の電気を流すマッサージですが、正直この電磁波が体に及ぼす影響についてはよくわかりません。
電磁波は体に悪いという人もいれば、根拠がよくわからないという人もいたり、個人的には長時間でなければあまり影響はないのかと思っています。
温活についても本当は電気あんかや電気毛布で寝たいのですが、これは少し影響が出てくるかなあということで避けています。
昔ながらの湯たんぽが一番いいと思いますが、毎日お湯を沸かすのがめんどくさいということでまだ実行はしていません。
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この低周波治療器はいろいろ重宝するので中年以降はマストな商品ではと思っています。
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昔ながらの湯たんぽ、特にステンレス製のやつはオシャレで見直されつつあるようです。
健康志向の若者にも支持されています。
こういう記事を書いておきながら血便が止まってしまうと、また油断して同じことの繰り返し。
お酒の量なども増えて、気づくと血便が悪化ということがよくあります。
夏場は温かくて調子がいいのですが、少し寒くなるとダメになることもあったり…
油断してしまった時はもちろん上記のマッサージなどをしてもどしていくわけですが、とりあえずボラギノールの内服薬の方を飲んで腸の中の傷んだところをケアしてあげます。
私の場合、肛門の見えるところが切れるわけではなく、少しの奥の方なので、こちらの飲むタイプが活躍してくれます。
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症状は本当に人それぞれ、この記事はあくまで私個人に効いた例なので、これが全てではないと思います。
ただコロナでデスクワークも増え、ストレスも増え、血便で悩む人は確実に多くなっていると思います。
SNSなどで根気よく情報を集め、一つ一つ試していくのもアリなわけで、その選択肢の一つとして私の実例が役に立てばと考えています。
血便でたことありますか?表参道で働いていた時、あまりのストレスに血便がでるように。便器が真っ赤っかになる衝撃。でもそこ辞めたら直ぐに治った。ストレスを軽減するにはどうにかして環境を変えることが1番効果的。我慢をしてまでそこにいる理由を見いだせないなら早く辞める方がメリットは大きい
— としひろ院長🍡✋@鍼灸師 (@hariQcuore) October 25, 2021
同じSNSでもある程度専門家の発信している情報を参考にした方がいいと思います。