Kokiの「牛首村」は都市伝説の「牛の首」が元ネタ?
相変わらずインスタでセレブっぷりを披露しているKokiさん。
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キムタクと工藤静香の娘ということはわかっていても、実際なにをしているのか謎に思っている人も多いような気もします。
職業はモデル?タレント?単純にセレブ?
そんなKokiさんに女優の肩書がつくことになります。
それもいきなりの主演に抜擢、さすがサラブレッドは違います。
「呪怨」でも有名な清水崇監督の次回作、「牛首村」にKokiさんの主演が決まったとの報道がありました。
東映のホームページで三種類のビジュアルとして牛首村のポスターのようなイメージが解禁になっています。
清水崇監督は恐怖の村シリーズとしてすでに『犬鳴村』『樹海村』の二つを世に送りだしています。
今回の牛首村はその第三弾という触れ込み。
内容についてはまだ詳細はわかっていません。
もともと都市伝説として「牛の首」という怖い話があるので、それをヒントに作られた話になるのかと想像はできます。
「牛の首」都市伝説とは?
そもそも「牛の首」というのはどういう話なのでしょうか?
結論から先に言うと、「牛の首」という話は存在しません。
どういうことかというと、「牛の首」という怖い話があって、これを人に話すと話した人がヤバい事になるという、リングのように不幸が連鎖していく流れがありますよという話だけが残っていて、肝心の「牛の首」がどういう話なのかというところが語られていないということです。
もともと東北地方などでは実際に語られていたのかもしれませんが、はっきりとした資料があるわけでもなさそうです。
小松左京が短編「牛の首」でそういう怖い話があるらしいぞという内容の小説を書いたことも世に拡がるきっかけになったようです。
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この小説でも牛の首という話がどんなものなのかは説明がされていないようです。
ただ恐ろしい話というだけで、内容がわからないのに怖い話ということだけが一人歩きしてしまっているのが真相のようです。
筒井康隆さんがエッセイでこのことを取り上げたこともあったようで、ただ怖い話、でも内容は誰も知らないという、不思議な都市伝説になっているのが「牛の首」ということです。
ネット上では鮫島事件という架空の事件を作り上げて、牛の首と似たような都市伝説になっている事例もあるようです。
なのでブログだったり、掲示板などで、好き勝手にこの事件の内容、実はこんな感じですといくらでも物語を作ることは可能で、実際に牛の首でググるといろいろ牛追い祭りやら生贄やらとからんでストーリーは出てはきますが、信憑性についてはわかりません。
地方にいけばそこだけで語り継がれているローカルな話はあるでしょうから、清水監督も実際に取材などをされて「牛の首」の話がどんなものだったのか知ったのかもしれません。
話の起源やこの映画の内容など、制作後に語られると思うので楽しみに待ちたいと思います。
この映画リリース後は、小松左京さんでなく、清水崇監督の作品が「牛の首」の話として定着するのかもしれません。
首なし地蔵、牛首トンネルも絡んでくる?
ネット上ではこの「牛首村」の内容について様々な予想がすでに飛び交っています。
ついに村シリーズ三作目が『牛首村』となりましたが北陸に実在する心霊スポットが題材になる様です!ここからは予想ですが有名な都市伝説で怪談の『牛の首』やポスターから『首なし地蔵』などをミックスしたお話になりそうですね。そして確実に「牛人間」が作中登場し追いかけてくるはず、賭けてもいい pic.twitter.com/NJBYdx6wQZ
— ミミカ・モーフ🦠virtual creature (@mimika_morph) June 16, 2021
首なし地蔵の話は広島県府中市のものが有名なようですが、日本各地に首なし地蔵は存在するようです。
インスタなどでも各地の首なし地蔵をアップしている人がいたりします。
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石川県にある牛首トンネルも心霊スポットとして有名で、この牛首というキーワードが最恐ワードとして絡んでいるのは怖いですね。
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牛の首を生贄として神に捧げるという風習は昔から日本にあったようで、牛首という名前が絡む地名も各所にあるようです。
牛首峠というのが、長野、富山、岐阜、埼玉、島根に残っているのも興味深い話です。
Kokiパワーで牛首ブームがくるかもしれません。