Steam Deck の日本での予約販売が開始されたということでトレンドニュースにもあがってきています。
オンラインゲームのSteamが販売するポータブルゲーム機がSteam Deckで、任天堂でいえばSwitchのような存在です。
正式な日本語表記がされていないので、いまだにスチームなのかスティームなのかわかりませんが、この記事では新しく日本で予約が開始されたSteam Deckの値段や、予約ができない、どこで予約して買ったらいいの?という声にこたえるべく記事にしています。
さらに言えばSteam Deckもスチームデックなのかスチームデッキなのか、スティームデックかスティームデッキか表記がバラバラでよくわかりません。
公式のサイトは頑なにSteam Deckと英語表記のみ、発音的にはスティームデックが正しいと思いますが、Deckは日本語でデッキと表記されることが多いので微妙です。
Steam Deckが予約できない?どこで買える?
Steam Deckの販売に対して日本での予約が始まったというニュースが流れたのは2022年8月4日。
アメリカ、カナダ、欧州連合(EU)、イギリスではすでに出荷が始まっていて、日本や韓国、台湾、香港などが遅れて予約を開始しているという流れになります。
予約自体が日本で始まったということですが、商品の出荷予定は今年の年末となっています。
半導体不足も連日報道されていますからそういった影響もあるのかもしれません。
【ついに】ポータブルPCゲーム機「Steam Deck」の予約受付が日本国内でスタートhttps://t.co/I1Q3HJYr9Y
製品ラインナップは3モデルに分かれ、それぞれストレージのサイズなどが異なる。予約の際には1000円を支払う形となり、こちらは購入時の代金から差し引かれるとのこと。 pic.twitter.com/w1dWty3Ivb
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 4, 2022
ところが このSteam Deckを予約しようとしてログインしても予約ができないという声が結構あがっています。
Steam DeckはアマゾンなどのECサイトで売っているわけではなくSteamが用意しているサイト上で買える仕組みになっています。
当然普通にSteamに登録してログインした状態で「Steam Deck」と検索し販売ページへ移動、そこで予約できるのかと思いきや、「あなたの国ではこのアイテムを予約できません」の表示。
ニュースが早くてまだ予約開始時間になっていないのかなあと思っていたら、どうも販売しているページはまた別にあるようです。
日本での販売にはKOMODOという会社が間に入って別に販売ページを設けて予約を受けているようです。
ちなみに本家のSteam上でログインしてから販売ページにいかないと予約画面まで進めないようになっていました。
ちょっとややこしいですし親切ではありません。
大元のSteamのページでもいっさい説明がなく、そもそもSteam Deckのページにいくバナーやリンクなども見当たりません。
この辺の適当な感じは海外の会社ならではでしょうか。
Steam Deckの値段、価格は?
Steam Deckの値段、価格ですが64GBモデルで59800円、256GBモデルで79800円、512GBモデルで99800円となっています。
ネット上で正直ちょっと高いのでは?という声がありますが、PCと同レベルに動作させるとなるとこのぐらいの値段になってしまうのかもしれません。
日本での値段めっちゃ高いやないかい_(´ཀ`」 ∠)_
6万くらいで最高グレードならお得だと思ってたのに……ここにSDの値段も乗ると思うとキッツい#SteamDeck pic.twitter.com/tl2kYnTFo0— 緋晴 (@GN_flashedge) August 4, 2022
ドルでいうと512GBモデルが649ドルとなっているので、円安の影響をもろに受けているということだと思います。
一時は139円までいったのでどうしてもこのぐらい価格になってしまうのかもしれません。
それと予約する際ですが、1000円をデポジットのような形で先に払うような仕組みになっています(あとで製品価格から引かれます)。
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Steam Deckの仕様は?
コンピューティング
プロセッサー | AMD APU CPU:Zen 2 4c/8t、2.4~3.5GHz(最大448 GFlops FP32)GPU:8 RDNA 2 CU, 1.0~1.6GHz(最大1.6 TFlops FP32)APU power:4~15ワット |
RAM | 16 GB LPDDR5オンボードRAM(5500 MT/s クアッド 32ビットチャンネル) |
ストレージ | 64 GB eMMC(PCIe Gen 2(1枚)) 256 GB NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚)) 512 GB高速NVMe SSD(PCIe Gen 3(4枚))すべてのモデルでソケット付き2230 m.2モジュールを使用(エンドユーザーによる交換は想定していません)すべてのモデルに高速microSDカードスロット搭載 |
コントロールと入力
ゲームパッドコントロール | A B X Yボタン 十字キー L&Rアナログトリガー L&Rバンパー 表示&メニューボタン 割り当て可能な4個のグリップボタン |
サムスティック | 静電容量方式フルサイズアナログスティック(2本) |
ハプティクス | HDハプティクス |
トラックパッド | 32.5mm触覚フィードバック付き角型トラックパッド(2個) Steamコントローラと比較して55%遅延を低減 クリックの強度を設定できる感圧式 |
ジャイロ |
6軸IMU
|
ディスプレイ
解像度 | 1280 x 800px(アスペクト比16:10) |
タイプ |
読みやすさを追求した光学結合IPS LCD
|
ディスプレイサイズ |
7インチ(対角)
|
輝度 |
400 nit(標準)
|
リフレッシュレート |
60Hz
|
タッチ対応 |
あり
|
センサー |
環境光センサー
|
接続
Bluetooth | Bluetooth 5.0(コントローラ、アクセサリ、オーディオに対応) |
Wi-Fi | デュアルバンド無線Wi-Fi、2.4GHzおよび5GHz、2 x 2 MIMO、IEEE 802.11a/b/g/n/ac |
オーディオ
チャンネル | 没入感のあるリスニング体験を実現するDSP内蔵ステレオ |
マイク | デュアルアレイマイク |
ヘッドフォン/マイクジャック | 3.5mmステレオヘッドフォン/ヘッドセットジャック |
デジタル | DisplayPort over USB-C、標準USB-C、またはBluetooth5.0を介したマルチチャンネルオーディオ |
電源
入力 | 45W USB Type-C PD3.0電源 |
バッテリー |
40Whrバッテリー。2~8時間のゲームプレイ
|
拡張
microSD | UHS-IはSD、SDXC、SDHCに対応 |
コントローラやディスプレイ との外部接続 |
DisplayPort 1.4付きAltモード対応USB-C:最大8K @60Hz または 4K @120Hz、USB 3.2 Gen 2 |
サイズと重量
サイズ | 298mm x 117mm x 49mm |
重量 | 約669グラム |
ソフトウェア
オペレーティングシステム | SteamOS 3.0(Archベース) |
デスクトップ | KDE Plasma |
引用:Steam公式サイト
パッと見の印象は重そう、大きいというもの。
大きさにかんしては画面が大きいに越したことはないのでいいと思うのですが、長時間プレイする際に腕が疲れないか心配になります。
すでに海外から取り寄せてレビューしている動画もあるので検索してみるといいと思います。
海外のユーチューバーのレビューを字幕をつけてアップしているものもあります。
個人的にはコントローラー部分が壊れたらどうするのかなあというところが気になります。
そういう意味ではSwitchのジョイコンというシステムがよく考えられているなあと思ったりします。
Steamはパソコンでやるものという先入観がこのSteam Deckの登場で変わっていくのか、年末まで熱を保つことができるのかなど、日本人のレビューがあがってくるまでは判断しにくいかもしれません。