NHKの受信料について、スマホを所持しているだけで受信料が発生するのではという噂がネットを中心に拡散しています。
このネタ元はどこなのか、本当にスマホ所持だけで受信料を徴収されるのか調べてみました。
NHKの受信料、スマホ所持だけで徴収は本当か?
ツイッターを中心に「スマホ所持」がトレンドにあがったのは2023年5月1日午後。
ただネタ元のニュースが流れたのは4月27日で、この時点ではそこまで騒がれていませんでしたが、ツイッター上のインフルエンサー達が取り上げたことで拡散したものと思われます。
ネット時代のNHK財源は「受信料収入」で 総務省有識者会議https://t.co/T3MnzlHnpz
スマホ所持だけで課金するのではなく、アプリを入れるなど能動的な行動をした人から負担を求めるべきだとする見方が多数を占めた。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 27, 2023
総務省の有識者会議「公共放送ワーキンググループ」が開かれ、 『スマートフォンなどを含めて受信できる環境にある人に費用負担を求める「受信料収入」が望ましいとして意見が一致した』と報じられたことで、スマホ所持だけで受信料を払わなくてはいけないの?という認識が生まれたようです。
ただ記事をよく読むと、意見としてはスマホ所持だけということではなく、アプリなどを入れるなどなんらかの能動的な行動を起こした人に対しては負担をお願いするべきだというような内容のようです。
NHKが観れるアプリなどを入れて視聴している人で、受信料を払っていない人からは徴収すべきという意見なのではないでしょうか。
現在「NHKプラス」という無料のアプリがiPhone向けなどに提供されていますが、現時点では基本は無料、ただ払っていない人には利用が制限されているようです。
これが全て最初から有料になるという意味であれば、特にNHKを観ない人は心配する必要はないですが、そうでない場合は少し厄介な問題となりそうです。
この会議にオブザーバーとして参加した民放連は、NHKの「必須業務化」ありきで議論が進んでいることに対して疑問を投げかけているようですが、報道された短い記事だけでは判断しにくい微妙なニュアンスで全て書かれているのでなんとも判断しにく内容です。
NHKのスマホ所持だけで徴収にネットは過剰に反応
この「スマホ所持」がトレンドにあがり、ネット民は怒りを露わにしているように見えます。
そうでなくてもNHK嫌いの人が多い印象のインターネットの世界で、このニュースは必要以上にネガティブに捉えられているかと思います。
スマホ所持でもNHK受信料取るとかもうアホじゃないかと。スマホにテレビ機能なんか求めて買うやついないだろ。そんなのまかり通るなら、電子レンジでもエアコンでもトイレでもなんでもテレビの機能埋め込んで、受信できるので払って下さい!がまかり通るやん。とんでもない商売だな?ヤ○ザやん。
もともNHKの商売自体が勝手に電波を送り付けて金払えという反社もビックリのやり口なだけに反発は大きいと思います。
スマホ所持しているだけで言うが、iPhoneは受像機付いてないのに無茶苦茶でしょ。 むしろアプリ使うなら月額支払いとかならわかるけど、この内容で微収はあり得ない。
今回の記事ではアンドロイド携帯のもともとついているワンセグなどの場合はどうなるのかということについては触れていないので、気になる人は多いと思います。
スマホ所持でもNHK受信料払わされんのwww なにがなんでも金搾り取る気かよ、だったらスマホでNHK見たって言う証拠も持ってこいよ
有識者会議での意見としてはわかるのですが、これを具体的にどうやって徴収するのかというのは現実的に難しいような気はします。
強引にやるとすれば携帯を契約時に強制的にNHKにも加入させられるというのもあると思いますが、本当にそんなことが可能かなど今後ユーチューブなどでの有識者(会議での有識者ではなく)の解説が待たれるかと思います。
NHK党の立花孝志さんがどういう見解でこの問題について述べるかが一番明解でわかりやすい解説になるのではないでしょうか。
昨日の21時に投函したのにすごいスピードだ!
5月10日政治家女子48党総会です! https://t.co/nYn5J3wg2L— 立花孝志 NHKをぶっ壊す!おじさん NHK党党首と(株)立花孝志社長 (@tachibanat) April 27, 2023
現在政治家女子48党との問題を抱えて、もう少し落ち着いてから意見が聞けるのではないでしょうか。