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ASMR規制とは?ユーチューブでASMR動画が垢ban危機?

 

asmr規制

ツイッターを中心にユーチューブでのASMR動画が規制されるということで「ASMR規制」が急遽トレンドワードに。

垢banになるの?など様々な憶測が飛び交っています。

この記事では現状わかっているASMR規制についてまとめていきたいと思います。

そもそもASMR動画とは?

ASMR動画のASMRはAutonomous Sensory Meridian Responseの略、グーグル翻訳で調べると「自律感覚子午線応答」という意味不明な言葉になってしまいます。

もう少しわかりやすく訳すと自律感覚絶頂反応(じりつかんかくぜっちょうはんのう)、要は人間の聴覚、視覚に訴えかける心地よく、時にはちょっとぞわっとする感覚、反応を得るために作られたもののことをいうようです。

読み方としては「エー・エス・エム・アール」や「アスマー(エイスマー)」、「アズマー(エイズマー)」などと表現されます。

定義としては視覚の方も入ってくるようですが、私個人としてはこのASMRを調べるまでは聴覚だけのことを言っているのだと思っていました。

ユーチューブで流行るASMR動画

ユーチューブで例えば食べ物の咀嚼音とか、何かを切る音とか、物が擦れる音とか、タイトルにASMRがついている動画を観たことがある人が多いと思います。

いわゆる音フェチの人がそれぞれに好みの音をさがして動画検索をしているということでしょうか。

 

ちなみにASMRで検索して出てきた人気のある動画が「benio店長 / ASMR屋さん」 というユーチューブチャンネル、小声の囁き声と同時にものの擦れる音などをマイクの近くで録音しています。

再生回数も855万オーバーのものがあったり、その人気のほどが伺えます。

コメントも英語が多く、世界中に音フェチ、ASMRファンがいることがわかります。

ハッシュタグも#ASMRで通じるようになっています。

ASMRのアルバムまで発売しているようです。

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2022年6月6日にYouTubeの「子供の安全に関するポリシー」が改訂

そして今回のユーチューブのポリシーの改定ですが、「子供の安全に関するポリシー」において、以下のような文言が加えられました。

未成年者が出演するコンテンツで、下記の説明のいずれかに該当するものは、YouTube に投稿しないでください。

  • 個人宅の寝室や浴室などプライベートな場所で撮影したもの。
  • 未成年者が知らない人と接触を試みたり、度胸試しや挑戦をオンラインで行ったり、成人向けの話題を論じるもの。
  • 未成年者への不適切な注目を喚起するような活動(体の不自然な捻じ曲げや ASMR(聴覚や視覚への刺激によって得られる、心地よい反応や感覚を楽しむ動画)など)を披露するもの。
  • 未成年者の個人情報を公開するもの。

これらは一部の例にすぎません。子どもの安全に関するその他の推奨事項については、こちらをご参照ください。クリエイターが 18 歳未満または居住国の法律で未成年者に該当する年齢の場合は、Be Internet Awesome をご覧いただければ適切な動画作成のヒントが得られます。

引用:YouTube Kids のコンテンツ ポリシー

これをどう解釈するかということで、ネット上で議論が沸き上がっているというのがトレンドの原因かと思います。

文字通りに解釈すれば、「未成年者が出演するコンテンツで」という前提があるので、大人がASMR動画を投稿する分には問題なさそうですが、恐らく判断するのはAIという感じもするので、出演者を未成年者かどうかどうやって見極めるのかという疑問も残ります。

特に日本人などは若く見られるわけですから注意しなくてはいけないような気もします。

ASMR規制に関するネットの反応

ASMR規制のニュースが流れて、ネットではどのような反応になっているでしょうか。

まず率直にそれは違うだろという怒りのツイートが大半を占めます。

ユーチューブの広告に対する声も大きいように感じます。

つまりこのASMR規制もいやらしい音声動画などの乱立を問題視するところから始まったと考えられわけですが、広告に関しては規制なしでバンバン大人向けのものが流れてくるという矛盾があるわけです。

やはりこの「未成年者」の解釈がポイントで、まだ6月6日に改訂が発表されたばかりで、動画が削除されたといった実害の報告はまだこれからという段階なのでどうなっていくか今後見守っていく必要があると思います。

ASMR動画を上げていた人たちが該当する動画を削除し始めているという流れもあるようで、しばらくは混乱が続くのかと思います。

 

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