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グリーンラッシュとは?大麻ビジネスについてまとめてみた

グリーンラッシュとは?大麻ビジネスについてまとめてみた

グリーンラッシュとは世界各国で大麻が合法化の動きにあり、大麻に関連したグッズや飲食物、カウンセリングなども含め、一儲けできるワードとしてグリーンラッシュという言葉が使われています。

アメリカの西部開拓時代にゴールドラッシュという言葉が使われていましたが、グリーン=大麻ということでグリーンラッシュ、大麻で一攫千金という意味になります。

コロナウイルスの流行が世界中の小売業の崩壊を引き起こしていますが、この数ヶ月の封鎖期間で、アメリカの多くの人がこれまで以上にマリファナを購入しています。

大麻分析会社のニュー・フロンティア・データによると、合法大麻産業は過去6ヶ月間に米国とカナダで販売記録を更新し、市場の成長の一部はCOVID-19の発生が原因であるとしています。

儲かるということで地方自治体、州当局や農家、土地の専門家は、大麻への関心の高まって、大麻栽培に必要な土地の競争が始まるのではと心配しています。

最近では賃貸可能な農地は手に入りにくくなっていて、大麻栽培ではより高い値段での取引が可能ということで土地の奪いあいが起きていて、このことをグリーンラッシュと語る専門家もいるようです。

米国の少なくとも3つの州のトップは、新たな収入源を生み出すために大麻の合法化の可能性について議論している、と擁護団体NORMLのエグゼクティブ・ディレクター、エリック・アルティエリ氏は述べています。

大麻は連邦レベルでは依然として非合法ですが、米国の州の3分の2近くが近年、医療またはレクリエーション目的での使用を合法化しており、カナダも2018年に同様の措置を取っています。

世界的に見ると、コンサルタント会社Grand View Researchは昨年、合法化された大麻産業を90億ドル以上と評価しており、そのうちの約90%が北米でのビジネスとなっています。

カリフォルニア州では11月に有権者が投票に行く際、24以上の管轄区域で大麻関連が焦点になると、大麻産業を専門としているグリーン・ストリート・コンサルティングの創設者、ジャクリーン・マクゴワン氏は述べています。

マクゴーワン氏は、これらの議題をパンデミックによってもたらされた予算の問題とリンクさせ、近い将来より多くの管轄区域が同様の動きをすると見ています。

「2年後には誰もが直面する経済的不安のために、多くの市や郡が(大麻を)規制する動きになるのでは」とも彼女は言っています。

屋内での大麻生産は、都市部に近い倉庫で行われる傾向にあるが、屋外での生産は、特にカリフォルニア州や太平洋岸北西部など、栽培条件が良好な農村部での人気が高いと、業界の専門家は述べています。

カリフォルニア大学の研究者による2018年の大麻栽培者を対象とした調査によると、回答者の4分の3以上が屋外または温室での栽培を行っていると回答しています。

 

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