三石琴乃(みついしことの)さんは、1967年12月8日生まれの声優、女優、「美少女戦士セーラームーン」の月野うさぎ役で有名な方、誰しも一度は聞いたことのある声の主だと思います。
最近はNHKの大河ドラマ「光る君へ」の出演など、女優としての活動も目立ちます。
キャリアとしては30年以上を誇り、ベテランの域に達している三石さんですが、プライベートは謎に包まれている印象があります。
この記事では、三石琴乃さんの結婚や旦那(夫)の情報、子供や過去の破談話などをまとめています。
三石琴乃の結婚や旦那(夫)の情報
三石琴乃さんは、1999年12月に結婚をしていて独身ではありません。
正式な発表はないですが、彼女のXで2019年12月8日に誕生日と結婚20周年を祝う投稿があることから公になった経緯があります。
三石さんが32歳の時の結婚で、20年経ってもケーキでお祝いするところをみると、夫婦仲は良好であることが伺えます。
旦那(夫)についての具体的な情報は公開されていませんが、過去のラジオ放送で彼が声優業界には属していないが、関連業界の人物であることが明かされています。
制作スタッフや作家などの職に就いている可能性が高いと言われています。
三石さんには当初結婚願望がなかったと言われていますが、彼女の夫が住んでいたアパートの取り壊しを機に、一緒に住むことになり、その後流れで結婚に至ったのだとか。
旦那(夫)の料理が彼女の好物のようで、特にローストビーフは人生の最後に食べたい一品としてもあげるほどのお気に入りなのだそうです。
結婚記念日の写真にもしっかりとローストビーフが写っています。
大沢たかおさんがタイプという三石さんなので、旦那さんも渋い系のルックスなのかもしれませんね。
B'zの稲葉浩志さんのファンでもあり、楽しい人が好みという部分もヒントになる要素だと思います。
#光る君へ 第二話ご覧頂けましたでしょうか?寝着にて失礼致します。第一話撮了後の旦那様の段田様と。
本当にありがとうございました。 pic.twitter.com/Of8Ol6c8A2— 三石琴乃 (@kotochawanmoon) January 14, 2024
三石さんは、Xで段田安則さんを旦那と紹介していますが、こちらは「光る君へ」のドラマ内でのお話です。
三石琴乃に破談の過去
今の旦那(夫)との結婚を当初ためらっていたと前述しましたが、その理由の一つとして、三石さんの二十代のころのつらい破談の話があります。
三石琴乃さんは、セーラームーンの最初のシーズンの最終盤に重要な時期に緊急入院する事態に直面しました。
彼女は穿孔性卵巣嚢腫と診断され、卵巣の一部を摘出する手術を受ける必要がありました。
この出来事は、彼女の仕事だけでなく、個人生活にも大きな影響を与えました。
なんと、彼女はこの時期に結婚を控えていたのですが、病気と治療のために結婚が破談となったのです。
結婚式の日取りまで決まっていたようです。
彼女の回顧録『ことのは』では、この経験が詳細に語られています。
恋人の母親からの心ない言葉に傷つき、また「自分は古い人間だから妻には家にいてほしい」という担当医の言葉に対しても疑問を呈しています。
これらの経験は、特に当時のアイドル声優ブームの中で活躍していた彼女にとって大きな挑戦で、「わたしは、赤ちゃんを産むためにだけ、存在しているわけではない」とも述べています。
また、三石さんの回顧録には、セーラームーンの放送期間中に彼女が現場を離れた5週間(3週間の入院と2週間の療養)を秒に換算した、302万4000秒という数字が記されています。
これは、彼女が経験した困難な時期を象徴するものであり、その苦難を乗り越えた彼女の強さを示しているのではないでしょうか。
結局、その時のお相手が三石さん側に立ってくれなかったことが結婚破談の原因になったのではないでしょうか。
波乱に満ちた三石さんの若い頃のエピソードはあまり知られていないかもしれません。
その分現在の幸せな家庭を大事にしているのかもしれませんね。
ご自身ではポジティブな性格と分析されていて、そういった前向きな姿勢で乗り切ってこられたのかと思います。
三石琴乃の病気で入院した過去
三石琴乃さんのキャリアには予期せぬ健康上の試練がありました。
1993年、当時24歳の三石さんは下腹部の激痛に襲われ、虫垂炎と報じられましたが、後に卵巣嚢腫と腹膜炎を併発していたことが判明しました。
この病状は命に関わるもので、入院して緊急手術と長期の療養が必要となりました。
その結果、『美少女戦士セーラームーン』シリーズの最終回の収録に参加できず、代わりに荒木香衣さんが代役を務めることに。
三石さんは後にこのシリーズに復帰し、『セーラームーンR』から出演を再開しましたが、最終回の不参加は彼女にとって大きな心残りでした。
彼女はのちに『アニメイトカセットコレクション3巻』で『セーラームーン』最終回の特別版を収録し、感動的な瞬間をファンと共有しました。
その後、三石さんは2004年に女児を無事出産し、家庭生活にも喜びを見出していました。
しかし、2008年には新たな試練に直面。
今度は乳がんと診断されたのです。
彼女は痛みを感じて病院を受診し、マンモグラフィと乳腺エコーで異常が発見されました。
16ミリのしこりが切除された後、病理検査で一部が悪性と診断されました。
しかし、セカンドオピニオンを受けた結果、最初の診断は誤りであり、実際には乳がんではなかったことが判明したのだとか。
三石さんはこの体験を通じて、医療の重要性と自分でしっかりと判断することの大切さを語っています。
三石琴乃さんのこの一連の病気体験は、彼女の人生における重要な局面であり、多くのファンにとっても衝撃的な出来事で、彼女の結婚や家族への想いが強い理由もここにあるのではないでしょうか。
三石琴乃の子供について
三石琴乃さんは、1999年12月に結婚し、その5年後の2004年に娘さんを出産しました。
興味深いことに、彼女の親しい友人であり、「エヴァンゲリオン」の共演者である声優の林原めぐみさんもほぼ同時期に女の子を出産しています。
出産後、三石さんは驚くほど早く、たった1ヶ月で仕事に復帰しました。
この時期は「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の放送があった時期で、産後の影響でアフレコの際には一行のセリフを言うのがやっとで、苦労されたとのことです。
ガンダムSEEDは最近ようやく映画化のメドがたったということでも話題になっていますね。
また、赤ちゃんの娘さんとの別れが毎回辛かったとも述べています。
娘さんは、2024年には21歳ですでに成人を迎えています。
三石さんはX(旧Twitter)で、自身の演じるアニメキャラクターや飼い猫の画像を投稿することが多いですが、近年では娘さんに関するつぶやきも増えてきました。
娘さんと映画を観に行ったり、月夜にお茶菓子を楽しむなど、親子の仲はとても良好なようです。
料理にも興味を持つ娘さんは、手作りスイーツに熱中しているようで、2020年12月21日には、娘さんが作ったアップルパイの画像が三石さんのXに投稿されました。
甘いもの好きの三石さんは、この他にも白玉クリームあんみつやシャトレーゼのアイスが好きと公言しています。
ホットケーキも美しく焼けており、料理の才能があることが伺えます。
また、二人は母の日にサプライズでカーネーションの花束を交換したり、自宅で日本舞踊を楽しんだりするなど、非常に温かい家族であることがわかります。
娘さんもまた芸能の道に行く気はないのか、ファンの期待する声を多いようです。
残念ながら顔出しはしておらず、娘さんの画像などは確認することができませんが、この先どういう道に進んでいくのかが気になりますね。
あつまれどうぶつの森の師匠は娘さんなのだとか。
激しめの人生を
迷いながらも
前に進もうとする
ピースしがちな
母娘🎵#リコカツ #北川景子 pic.twitter.com/nsov6ShYYv— 三石琴乃 (@kotochawanmoon) June 4, 2021
ドラマ「リコカツ」の中で、北川景子さんと母娘役を演じたのはエモいと話題になりました。
セーラームーンのアニメの声優と、実写版の女優が共演という夢のような話でした。
三石琴乃さんの場合、実際の娘さんよりも共演した時の娘役などの方が話題になりやすいかと思います。
三石琴乃の経歴
三石琴乃さんは、1967年12月8日生まれの東京都出身で、現在はフリーで活動している声優、ナレーター、女優です。
出生地は埼玉県戸田市で、25歳まで千葉県流山市で育ちました。千葉県立柏南高等学校卒業後、勝田声優学院に入学し、声優を目指しました。
その後、日本ナレーション演技研究所に入所し、アーツビジョンを経て、現在はフリーで声優業を行っています。
保育士を目指していたものの、少子化の影響で就職が難しく、声優という職業に関心を持ちました。
学生時代は引っ込み思案でしたが、ラジオドラマを聞いたり、放送委員会でマイクを使う活動に親しんでいたことが声優を目指すきっかけになりました。
プロデビューは1989年、北海道電力泊発電所安全PRビデオのレポーターとしてで、声優としては『エースをねらえ! ファイナルステージ』の友代役でデビュー。
『美少女戦士セーラームーン』で主人公の月野うさぎ(セーラームーン)の声を担当し、広く知られるようになりました。
さらに、『新世紀エヴァンゲリオン』では葛城ミサトの声を演じ、その人気を不動のものに。
舞台活動にも積極的に取り組み、声優学院時代から演技に対する探求心を持ち続けてきました。
結婚を機に劇団あかぺら倶楽部を退団しましたが、その後も声優業を中心に幅広く活動しています。
2005年4月からはテレビ朝日版『ドラえもん』でのび太のママ、野比玉子の声を担当しており、フリーでの活動を続けています。
三石琴乃の結婚や旦那に関するまとめ
声優、女優として着実にキャリアを重ねてきた三石琴乃さん。
結婚は1999年にしてから円満にこれまできているようです。
旦那(夫)の名前や顔画像などは公表されていませんが、SNS等で仲の良い様子は垣間見ることができます。
娘さんもお母さん思いのお子さんのようで、家族3人非常にうまくいっていることが伺えます。
フリーで長いこと第一線で活躍されている裏には、家族の支えが大きいのではないでしょうか。
女優としての活動も順調で、今後声優以外での仕事も増えていくのかと思います。
お子さんも成人して、手が離れていけば旦那さんとの関係などをバラエティ番組などで披露する場面も出てくるかもしれませんね。
今後の三石琴乃さんの活躍、プライベートからも目が離せません。
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