植田景子(うえだけいこ)さんは、1966年2月24日 生まれの演出家。
最近の宝塚をめぐる報道に対して異議を唱え話題となっています。
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植田さんは今年の5月の花組のMusical『舞姫』 の脚本、演出を手掛けています。
この記事では、植田景子さんとは何者?誰?と題し、宝塚で注目を集める演出家の経歴などをまとめています。
植田景子とは何者?誰?まずは経歴について
植田景子さんは、1966年2月24日生まれの奈良県大和郡山市出身の演出家で、宝塚歌劇団における初の女性演出家として知られています。
彼女の作品は繊細かつ幻想的なスタイルで評価されており、宝塚歌劇団の元理事長である植田紳爾とは同姓ですが、血縁関係はありません。
植田景子さんの宝塚歌劇団への興味は、幼い頃にテレビで『ベルサイユのばら』を見たことから始まりました。
中学と高校時代には、宝塚大劇場への頻繁な訪問と演劇部での活動に熱中。
神戸女学院大学文学部に在籍中、彼女は演出家を目指すことを決意し、1987年に宝塚歌劇団の演出家募集に応募しましたが、初回は不合格となりました。
その後、東京で演出家篠崎光正の下で学び、さらにニューヨークやロンドンでの留学経験を積みました。
この期間中も宝塚歌劇団への受験を続け、1993年には5回目の挑戦で合格し、宝塚歌劇団の初の女性演出助手となりました。
1998年には宝塚バウホールで『Icarus』を演出し、演出家としてのデビューを飾りました。
2000年には大劇場で『―夢と孤独の果てに―ルードヴィヒII世』を演出し、その才能を広く認知されるようになりました。
2003年には文化庁の芸術家海外留学制度を利用してロンドンとハンブルクで演劇留学を経験し、帰国後には外部の仕事にも携わりました。
2010年には自身の半生や作品に関するエピソードを綴ったエッセイ『Can you Dream? -夢を生きる-』を出版しました。
植田景子さんのキャリアは、宝塚歌劇団における女性の地位向上に大きく貢献し、彼女自身の芸術的なビジョンが多くの人々に影響を与え続けています。
植田景子が話題になった宝塚に関する報道
植田景子さんが、最近自身のInstagramを通じて、メディアによる報道のあり方について強い批判を行いました。
彼女は、宝塚歌劇団の一員としての経験と視点から、特にある劇団員の不幸な急死とその後の報道に関して、メディアの報道が現実とは異なる虚構を作り出していると指摘しました。
植田さんは、宝塚歌劇団での長いキャリアを通じて、数多くの作品を手掛け、2018年にはエイボン女性賞年度賞の芸術賞を受賞するなど、その功績は広く認められています。
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彼女のInstagramの投稿では、現在の報道が一方的な視点を強調し、異なる意見を持つ人々を沈黙させてしまう可能性について懸念を表明しています。
また、誤った情報が広まることで生じる二次被害や冤罪のリスクについても警鐘を鳴らしています。
この投稿には、テレビ画面に「報道禍」と書かれた画像が添えられており、植田さんのメディアに対する強い不満が感じられます。
彼女は、報道における客観性の原則が守られていないとして、現状に対する失望を露わにしました。
植田さんのこの投稿には、多くの支持の声が寄せられています。
ファンや宝塚の元男役スターからは、彼女の勇気ある発言に対する感謝のコメントが多数見られました(現在投稿は制限されています)。
元男役スターも、宝塚での20年間の経験がメディアによって歪められていると感じ、そのことに対する恐怖と悔しさを表明していたようです。
植田景子さんのこの行動は、宝塚歌劇団における彼女の地位だけでなく、メディアに対する一般の人々の不信感を象徴していると言えるでしょう。
彼女の投稿は、報道のあり方に対する重要な問題提起となっています。
植田景子先生の勇気ある発信
「メディアによって脚色された
事実ではないことが平然と
報道されている怖さと無力感」宝塚ファンのみなさま
どうか先生のお言葉を#拡散 お願いします#拡散希望#植田景子 先生#宝塚歌劇団 の中から#報道の責任#正しい声が届かない植田景子先生のお言葉
↓ pic.twitter.com/T1CZfezuue— 福山詩乃☆Fukuyama Utano☆宝塚 (@utanotakarazuka) November 20, 2023
宝塚を応援する声は拡散を続けているようです。
親会社が出てきて「再調査する」といっているような状況で、劇団内で生徒に対して絶大なパワーを持つ「演出家」として植田景子さんが調査前からこの種の発言をすることで、どれだけの圧を生徒が感じると思ってるんだろうか。
その発言が外からどう見えるか想像できないんだろうか— らん丸 (@DrybrDgirlsp) November 20, 2023
植田景子さんに批判が出ているのも事実です。
人が亡くなっていることを指摘する声は多いです。
再調査の結果がどう出てくるのかが注目されています。
植田景子に関するまとめ
連日報道が過熱する宝塚のいじめなどについての問題。
内部に関わっている植田景子さんの発言は、今後大手メディアでも取り上げられるかもしれません。
外部からのやじうま的視点と、内部事情を知る人との間にはかなりのギャップがあるのは事実かもしれません。
ジャニーズ事務所の問題と同様にバッシングが続くのか、新しい展開を見せるのか、今後も宝塚に関わる人からの意見は様々な方面から物議を醸していくのではないでしょうか。
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