キングカズの父親、納谷宣雄氏の過去が凄まじい
キングカズこと三浦知良氏は今年も現役続行、横浜FCで久しぶりのJ1復帰で楽しみにしているファンも多いと思います。
そこでふとしたした疑問。
そういえばキングカズのお父さんって見たことないなあというもの。
サッカーファンなら知ってるかもしれませんが、一般的に三浦カズの父親はパッと浮かんでこないのではないでしょうか。
キングカズの父親は納谷宣雄という方です。
そして調べてみたら凄すぎる過去、黒すぎる過去、これでは普通のマスコミは避けますよね、という内容でビックリだったので今回はわかりやすくその辺まとめてみました。
三浦性でない父親、納谷宣雄の謎
納谷宣雄氏について調べているとアサ芸プラスの記事を見つけました。
以下その内容をまとめていきます。
三浦知良氏の父親は納谷宣雄氏、日中友好サッカー連盟の理事長代理などやっているようですが、この方の過去が凄すぎるんです。
1976年4月6日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されています。キングカズがまだ9歳のころの話です。
苗字が違うことの結論としてはカズが幼いころに両親は離婚して、母親の方に引き取られて育ったため、三浦というのはお母さんの方の苗字ということです。
他に女性を作って子供までいたようで、異母兄弟の男性は小さいころはカズとも仲良く遊んでいたそうです。
[blogcard url="https://zattapo.com/u-next/"]
納谷宣雄さんは静岡でサッカー専門のスポーツ店(日本初だそうです)を経営しつつ、韓国から覚せい剤を仕入れて暴力団に流していたそうです。韓国でボールを製造してそれを輸入販売していたようで、それが関係しているのかわかりませんが、とにかく韓国から仕入れて暴○団に売りさばく、これを1978年7月8日、1979年2月と繰り返し、懲役1年10ヶ月の実刑をくらっているようです。
あまりにあり過ぎる納谷宣雄氏の武勇伝
納谷宣雄氏のエピソードがいろいろすごいので、わかりやすく箇条書きでまとめてみました。
- 80年代のブラジルサッカー留学を支えていたのが納谷宣雄氏、カズもこの父親を頼ってブラジルに渡っていたようです。
- 外貨持ち出し禁止法違反でサンパウロ空港で逮捕、賄賂を要求されるも拒否し刑務所に入れられるはめに。
- 刑務所で知り合ったアルゼンチン人の○し屋に「お前ならタダで○しを請けおってやる」と言われる。
- ミサンガブームの火付け役
- ドーハの悲劇の裏で日本サッカー協会に賄賂を積めば公平な審判の笛がもらえると交渉するも断られる。(相手も賄賂を送っているので、こちらも賄賂を贈ることで初めて公平なジャッジが得られるという話、当時のサッカー界の大物フィクサー、エリアス・ザクーから持ち掛けられてよう)
どう見てもヤクザだよなぁ、、、
松原良香コラム“サッカー人 第68回 納谷宣雄さんhttp://t.co/GnBDiWtZml pic.twitter.com/Pm7oSocF4I
— セホン (@u_ch_an_g17) October 18, 2015
三浦知良、韓国の噂は納谷宣雄氏から?
結局このお父さんの納谷宣雄氏が韓国とビジネスをやっていたことからキングカズ韓国の噂は立ったのではないかと思います。
サッカーボールに覚 ○剤を隠して持ち込んでいたのかは定かではありませんが、韓国との行き来を数十回、○力団も多いでしょうし、その辺から出た噂ではないかと思います。
納谷という苗字だけで見ると純粋に日本性であるようですし、恐らくデマと見ていいかと思います。
貴重なインタビュー動画がユーチューブにありました。
現在の納谷宣雄氏
体を悪くしてからはブラジルでのビジネスも引き上げ日本で生活しているようです。
別れたカズの母親、三浦由子氏(日本アンプティサッカー協会名誉顧問)とも今は一緒に住んでいるようで、静岡で寿司屋の七八(ななはち)という店も経営していましたが、現在は閉店しています。
日中友好サッカー連盟の理事長代理として納谷宣雄氏は取材を受けたりもしているようで、過去の黒歴史は時効という感じもします。
息子の三浦カズ選手の試合にも三浦由子さんと同伴で観戦にも度々訪れているようです。
時が経つと過去の過ちも水に流してみんな仲良くすごせるわけです。キングカズのバイタリティもこの破天荒なオヤジさん譲りだったというのがわかります。
光を浴びているカズ一家の陰で泣いている人もいるかもしれませんが、そういうネガティブ要素を吹き飛ばしてしまうパワーがあるのかもしれません。
今後、この納谷宣雄氏の半生はもっとフィーチャーされてくる予感がします。
新品価格 |
「ザ・キングファーザー」として書籍化されています。
「善悪は別として」という枕詞がこれほど当てはまる人物はほかにいないと思います。
韓国およびブラジルでの逮捕歴も含め、若者に向けて「こう生きろ」とは口が裂けても言えない出鱈目な人物ですが、カズを作り上げたこと、ミサンガを持ち込んだこと、日本代表に闘莉王をもたらしてくれただけでも功績が大きい人物であることは明らかです。
私自身最近鬱々とした日々を送っておりますが、あまりに破天荒すぎて腹を抱えて笑いながらあっという間に読了しました。
傑作ノンフィクションですよ。引用:アマゾン
本の評価は高いようです。
追記:納谷宣雄さんが死去
2023年9月8日、納谷宣雄さんが静岡県でお亡くなりになりました。
享年81歳。
静岡市駿河区新川2丁目5-45にあるあいネットホール新川で、親族のみが参列する通夜が行われ、続いて午後6時からは一般の方々の弔問と焼香が執り行われました。
喪主は三浦泰年さんです。
納谷宣雄さんは、長い間、肝臓や膵臓の治療を受けていたとのこと。
関係者によると、8月までは会話もでき、元気な様子を見せていたそうですが、9月に入ると急に容体が悪化したそうです。
息子のカズさんが昨年、兄の泰年氏が監督を務めるJFLの鈴鹿でプレーしていた際には、三重や静岡の会場で試合を観戦していたといいます。
50代半ばになってもピッチに立ち続ける息子に対して、納谷さんは、毎年来年あたりは終わりじゃないかと思って今にいたる。周りのおかげでやれていてあいつは幸せだよと語っていたそうです。
唯一無二のキング・カズの最大の理解者であった納谷さんは、息子のサッカー人生を温かく見守り続けていました。
1970年代に静岡市内で日本で初めてのサッカー専門スポーツ店を営んでいたこと、日伯フッチボール協会を設立したこと、ミサンガを流行らせたことなどが各報道でも紹介されました。
日伯サッカー交流に大きく貢献した納谷宣雄さんさんのご冥福をお祈りいたします。