2023年のWBCが盛り上がっています。
3月21日(アメリカ現地時間20日)、マイアミでWBCの準決勝、日本対メキシコが行われました。
試合は序盤メキシコのL.ウリアスの3ランホームランで先制されるも、7回に吉田正尚の3ランホームランで同点に追いつく拮抗した展開。
しかしそのすぐ裏、8回の表に2点を追加されて5対3、8回裏に日本が1点を返すも負けている状態で9回裏を迎えます。
序盤から満塁のチャンスをいかせない展開が続いていたのでなんとなく全体的に嫌なムードが漂っていました。
9回裏に大谷翔平が初球を2ベース!
9回裏は3番DHの大谷翔平から。
初球を右中間に運び、2ベースヒット。
一塁を蹴る直前にヘルメットを脱ぎ捨て力走し、二塁ベース上で「カモーン!」と両手をベンチに向かってあげて鼓舞します。
続く吉田正尚がフォアボールを選び、ノーアウト一、二塁の大チャンス到来です。
吉田がピンチランナーの周東佑京に変わり、一打サヨナラのチャンスに備えます。
そして迎えたのが今大会絶不調の村上宗隆。
この日も空三振、見三振、空三振、三邪飛と4打席全くいいところがありませんでした。
アマゾンプライムで解説をしていた里崎智也さんは村上に代打で送りバントの可能性もあるのではと吉田選手がフォアボールの時点で予測していましたが、代打は送らず監督の栗山英樹さんは村上と心中を覚悟。
そして村上バッターボックスで前述の里崎さんも伝説を作れ!と応援を送ります。
村上宗隆への初級は降りにいってファール、二球目は低めワンバンのボール、ここでボールをしっかり見極めているのが伝わってくる見逃し方。
そして三球目をセンターオーバー、フェンス直撃のサヨナラヒットという流れになります。
一塁ランナーを周東に替えていて正解で、前の大谷に追いつくぐらいの勢いで綺麗に滑り込みホームインを決めました。
侍ジャパン、サヨナラの動画はどこ?
何度でも見返したい侍ジャパンのサヨナラ劇、動画はどこで観れるのでしょうか。
ツイッターがわかりやすいと思うのでいくつかここに貼っておきたいと思います。
またツイッターをやっていない人でもユーチューブのMNBの公式チャンネルで繰り返し観ることはできます。
MUNETAKA MURAKAMI WINS IT FOR TEAM JAPAN!!! #WorldBaseballClassic pic.twitter.com/LNROmpkkes
— World Baseball Classic (@WBCBaseball) March 21, 2023
WBCは公式のツイッターアカウントを開設しているので、フォローしておくといいかもしれません。
Team Japan remains undefeated in the 2023 #WorldBaseballClassic! pic.twitter.com/Jb486WdPks
— World Baseball Classic (@WBCBaseball) March 21, 2023
テレビ中継で使われているものとは別にグラウンドレベルでの臨場感ある動画を常にペアで発信しています。
解説も村上を信じるしかありませんと、これまでの不調を踏まえて実況しています。
周東足はっや pic.twitter.com/ByP99Xu8bq
— RevivingPudding (@PuddingReviving) March 21, 2023
またツイッターで話題になっているのは周東佑京の足の速さ。
福岡ソフトバンクホークスに所属していて、2020年には盗塁王を獲得している俊足。
バックネット裏からの映像だと彼の走塁の凄さがよくわかるかと思います。
アメリカのFOX Sportsのチャンネルではサヨナラの場面だけでなく、試合全体のハイライトを観ることができるので、どういう流れで9回まで来たかを観たい人は必見です。
同じFOX Sportsの動画では解説席にラーズ・ヌートバー選手が招かれて、アレックス・ロドリゲス、デビッド・オルティーズと日本のチームについて語っているものもあるのでなかなか興味深いです。
何度みても飽きない村上宗隆選手のサヨナラヒット。
過去の大会の福留孝介のホームラン、イチローの勝ち越しツーベースに続く伝説となった今回のサヨナラ劇は動画でこれからも永遠に語り継がれるのではないでしょうか。
ヌートバーは日本語が話せる?ラーズ・ヌートバーが日本語を喋れるのかをまとめてみた。