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iPhoneが最大4万円の値上げはいつから?理由(円安)や過去の価格と比較などまとめてみた

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iphone

 

米Appleは、2022年7月1日に日本国内の公式ストアでiPhoneを一斉に値上げしました。

ここでは、今回の値上げについてまとめてみたいと思います。

 

iPhoneはいつ値上がりするの?

 

結論から言うとiPhoneはいつ値上げする?ではなくすでに7月1日に値上げを実施しました。

すでに値上げ済ということです。

 

今回の値上げは、iPhoneだけではなく、6月に値上げされたMac製品以外のほぼ全ての主要製品で行われました。

今回値上げされた製品は主に下記となります。

 

・iPhone

・iPad

・Apple Watch

・AirPods

・HomePod mini

・Apple TV

・アクセサリ類(キーボード、電源アダプタ等)

 

米Appleは、2022年6月にもMac製品を事前告知無しで一斉に値上げしました。

7月1日からのiPhone等の値上げについても事前告知なく実施されたため、驚いた方が多かったのではないでしょうか?

突然値上がりしたため、「もっと早く買っておけばよかった・・」と後悔されている方もいるかもしれませんね。

 

事前告知無しで値上げした理由として、スマホ業界に詳しい専門家は「転売目的での大量購入を防ぐためだったのではないか。」と分析しているそうです。

 

iPhoneはどれくらい値上がりした?過去の価格と比較

iPhoneはどれくらい値上がりしたのでしょうか?

調べてみたところ、商品によって異なりますが、概ね20%ほど上がっており、価格は5000円~最大4万円程度値上がりしたようです。

 

例えば、最も価格が安いモデルであるiPhone SE(第3世代)では発売時は64GBモデルで5万7800円でしたが、7月1日時点の価格は6万2800円となっており、5000円の値上げとなりました。

第3世代の「iPhone SE」はこれまでなぜか日本で割高だったのですが、今回の値上げでは値上げ幅約10%と、他の製品に比べると控え目な値上がりとなりました。

最も値上がりしたのが最新モデルであるiPhone13シリーズの「iPhone 13 Pro Max」の1TBモデルです。発売時が19万4800円だったのに対し、値上げ後は23万800円となり、4万円値上がりしました。

iPhone13シリーズの中で最も安いのは「iPhone 13 mini」の128GBモデルで、9万9800円となっています。値上げ幅も約15%と、少し抑えられている印象です。

 

また、これまで日本では割安に設定されていた「iPhone 12 mini」は約25%の大きな値上げとなっており、他の国と同等の水準となりました。

 

これまで、一部のモデルでは日本での価格が安かったことから、Appleで購入したものをそのまま買い取り業者に持ち込むだけで儲かるという状況がありました。

今回の価格改定により、こうした状況は落ち着きそうですね。

iPhone 11 値上げ後の価格 発売時の価格(消費税8%) 21年9月15日時点の価格
64GB 7万2800円 8万784円 61,800円
128GB 7万9800円 8万6184円 67,800円

 

iPhone 12 値上げ後の価格 発売時の価格 21年9月15日時点の価格
64GB 10万2800円 9万4380円 8万6800円
128GB 10万9800円 9万9880円 9万2800円
256GB 12万4800円 11万1980円 10万4800円

 

iPhone 12 mini 値上げ後の価格 発売時の価格 21年9月15日時点の価格
64GB 8万7800円 8万2280円 6万9800円
128GB 9万4800円 8万7780円 7万5800円
256GB 10万9800円 9万9880円 8万7800円

 

iPhone SE 値上げ後の価格 発売時の価格
64GB 6万2800円 5万7800円
128GB 6万9800円 6万3800円
256GB 8万4800円 7万6800円

 

iPhone 13 mini 値上げ後の価格 発売時の価格
128GB 9万9800円 8万6800円
256GB 11万4800円 9万8800円
512GB 14万4800円 12万2800円

 

iPhone 13 値上げ後の価格 発売時の価格
128GB 11万7800円 9万8800円
256GB 13万2800円 11万800円
512GB 16万2800円 13万4800円

 

iPhone 13 Pro 値上げ後の価格 発売時の価格
128GB 14万4800円 12万2800円
256GB 15万9800円 13万4800円
512GB 18万9800円 15万8800円
1TB 21万9800円 18万2800円

 

iPhone 13 Pro Max 値上げ後の価格 発売時の価格
128GB 15万9800円 13万4800円
256GB 17万4800円 14万6800円
512GB 20万4800円 17万800円
1TB 23万4800円 19万4800円

 

iPhone発売時の過去の価格と比較すると概ね上記のようになります。

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iPhoneが値上げをした理由は?円安が原因?

 

今回なぜiPhoneは日本で値上がりしたのでしょうか?

値上げの理由について、Appleからは正式に発表されていませんが、アメリカなどでは値上げされていないことから、急激に進んだ円安ドル高が影響しているとみられます。

 

2022年の始めは1ドルあたり110円でしたが、2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとして世界的なインフレが起きたため、それに伴って日米の金利差が急拡大して円の価格が急落しました。

2022年6月末時点では1ドル135円前後となり、4か月ほどの間に20円も円の価格が下がってしまったのです。

 

食料品や日用品などは早くから円安の影響で値上がりしていましたが、スマートフォンにもついに影響が出てきたのですね。

 

今後の円相場次第では、更なる値上げもあるかもしれませんね。

iphone値上げ

 

 

iPhoneは公式サイト以外でも値上がりする?

 

iPhoneは値上がりしましたが、同時に給料も上がるわけではないので出来るだけ安い価格で買いたいというのが本音ですよね。

ドコモやソフトバンク、auなどのキャリアでも値上がりするのでしょうか?

今後の値上げについて、キャリアは「現時点で決定した事実はない」、「お客様のニーズや市場環境などを鑑み決定していく」、「現在確認中」などと回答しています。

ただ、今後値上げする可能性もあり得そうですね。

 

AmazonのApple公式ストアでは、多くの商品が在庫切れまたは新価格での販売を開始しているようです。

 

そんな中、一部の家電量販店が実施しているキャリア版iPhoneセールでは、7月1日の大幅値上げ後も変わらず値上げはされていない様子です。

ただ、売り切れが続出しているようなので、在庫が切れるまでに時間はかからないかもしれません。

 

また、iPhoneが大幅に値上げされてからは中古スマートフォンを購入する人が増えているといいます。

これまでも安価で購入できる中古スマートフォンはニーズがありましたが、今回の値上げでさらに加速する見通しです。

今後は中古市場でも買い取り価格や販売価格の上昇が予想されますので、購入を検討されている方は早めに動いたほうが良さそうですね!

iPhoneの新価格、値上げに対するネットの反応

iPhoneの実質値上げに対するネットの反応も様々です。

代表的なものとして論破王のひろゆきさんツイートが大きくニュースなどでも取り上げられましたが、これは値上げではなく単に円の価値が下がったということ、つまり円安になっただけという内容です。

確かにそうなんですが、輸入品の円安に関わる値上げはシンプルに「値上げ」とい受け取るしかない庶民の感覚があります。

日本人の給料が30年間上がっていない現状はもっと政治家が取り組むべき問題のような気がします。

携帯の使用料を下げたのに端末の価格が上がってしまうという結果に。

中古のスマホ市場が盛り上がっているようです。

円安が今ぐらいのレンジで落ち着いてくれるのか、円相場を気にする人はまだまだ増えていきそうです。

 

 

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