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「昆虫食」という言葉をよく耳にするようになってきましたが、皆さんはどのようなものなのか知っていますか?
ここでは「どんなものなの?」「食べるとどんな良いことがあるの?」などの疑問にお答えしていくのでご覧ください。
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違う意味でインスタ映えすることは間違いないです。
昆虫食とは?
文字通り「昆虫を食べること」です。日本でも昔から食べられています。一番有名なのは「イナゴの佃煮」でしょうか。
世界でも、アフリカ、アジアやラテンアメリカでよく食べられてきました。日本のバラエティー番組などで、アフリカの人が食べているのを目にした人も多いのではないでしょうか。
よって、それ自体はそれほど珍しいことではありません。見た目により積極的に食べない人が多いだけで、世界の一部では昔から食べられてきたのです。
ではなぜ話題となっているのかというと、2013年に国連食糧農業機関(FAO)が「今後の食料、飼料になり得る」と発表したことがきっかけでした。
世界にはまだ、経済的に十分な食事をとれない人がたくさん存在していて、そのような人々が安く手に入れられる食料になるのではないかと期待されてのことでした。
また、詳しくは後述しますが、栄養価が高いことから、私達のこれからの健康にも重要な食料になると言われています。
おまけに育てる時の環境への悪影響も少ないのです。こういった様々な良い点から、これからの食材の一つとして注目を集めるようになったのです。
本日のオススメお料理
イナゴ佃煮200円❤️ pic.twitter.com/WiKmzUcFwP
— 真面目な向島かどや (@magimekadoya) April 19, 2022
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良い点①:タンパク質が豊富で栄養価が高い
メリットはさきほど簡単に説明しましたが、ここでより詳しく見ていきましょう。
まず一つ目は、タンパク質、その他の栄養価が豊富だということです。
例えば、今注目されている「コオロギ」だと、生の状態で鶏むね肉などとほぼ同じくらいのタンパク質があるということがわかっています。
鶏むね肉といえば、タンパク質を摂りたい人がよく食べている食材として知られています。その食材と同じくらいのタンパク質ということなので、いかに多く含まれているのかがわかりますね。
また、脂肪酸、鉄、銅、マグネシウム、亜鉛などの成分も含まれていて、健康面に効果的だとも言われています。
特に脂肪酸は、魚よりも多く含まれているので、子どもの栄養不足を補う食材になると期待されています。
つまり、現代人の栄養不足を補う食材になると注目されているのです。
「無印良品」を展開する良品計画は2020年5月、「コオロギせんべい」を発売しました。20~30匹分を使用した1袋55グラム入りで190円。塩味が効いたエビせんべいのような味わいに仕上げました。
記事はこちら⇒https://t.co/P0jLeBPc5c pic.twitter.com/PKMy05sy2Z
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) August 31, 2021
コオロギせんべいは無印良品で買えます。
良い点②:育てる時に出る温室効果ガスが少なくて環境に良い
二つ目は、育てる時に出る温室効果ガスが少ないことです。これによって、環境への影響が少ないことが利点とされています。
最近では、世界中で「牛のゲップが環境に悪いので牛肉を食べるのはやめよう」という動きがあるくらい、この問題は思っている以上に深刻なのです。
この温室効果ガスを出す量が少ないことから、環境への悪影響が少ないと言われています。FAOは、特にこの点が一番良い点だとしています。
ちなみに昆虫は廃棄物を食べてくれる存在でもあるため、この点も環境に良いと言えます。
栄養価が高くて環境にも優しい、これだけでも注目が集まっていることに納得できますね。
良い点③:安く早く生産・出荷できる
三つめは、安く早く生産・出荷できることです。
昆虫はエサの量が、牛などに比べてかなり少なく済みます。牛肉を1㎏作るとなると8~10㎏ぐらいのエサが必要ですが、昆虫は1㎏作るのに2㎏程度でいいのです。
これだけで生産にかかるエサ代がかなり安く済みそうですよね。おまけに他の家畜と違って、狭いところで育てることも可能です。自宅の部屋の一角で育てることも可能なので、そういった生産のしやすさが良い点となっています。
そして、出荷までも他の家畜よりかなり早いのです。牛は30か月かかると言われているのに対し、昆虫は1週間~1か月くらいで出荷できます。短い期間で食べれるので、育てる人もこれから増えていきそうですね。
昆虫食のデメリットとは?
ここまで見てきてメリットは十分にわかったと思いますが、ではデメリットはないのでしょうか?
一番は、やはり見た目で食べるのを避けられてしまうことでしょう。そのままの姿であれば、確かに虫が嫌いな人は食べるのが嫌だと思うかもしれません。
しかし、この問題は食べやすい見た目に調理することで解決できます。簡単に細かくくだいて混ぜることができるので、そういった工夫のされた食品で摂取することが可能なのです。
そして次に心配されるのは、「虫を食べることで病気になるのでは?」という点です。
この点は皆さんが心配しているかと思いますが、FAOは「衛生的な環境で育てられれば、人へ伝染された例はない」ときっぱり否定しています。
つまり、他の家畜と同じように、管理された環境で飼育されれば、病気にはならない、ということなのです。
しかし、甲殻類のアレルギーを持つ人は、食べることでアレルギーが起こるかもしれません。これは、甲殻類と同じように、無脊椎動物であることが理由です。アレルギーを持っている人は、避けた方がいいでしょう。
昆虫食はどこで売ってる?自販機?スーパー?
それでは昆虫食は実際どこで手に入るのでしょうか。
昆虫食の中でも入門編的なコオロギせんべいは最近いろんなスーパーなどでも目にする機会が増えてきています。
前述したように無印良品でも売っているので、まず話のネタに買ってみるのもいいかもしれません。
あとは自販機での販売、これは都心などではちょろちょろ見かけるようになってきました。
中野ブロードウェイはサブカル色の強い店が多い場所で有名ですが、ここのガチャガチャが並ぶエリアに昆虫食の自販機が出現しています。
TAKEOという昆虫食の代名詞的な存在になりつつあるブランドのものが並んでいます。
値段も500円から1500円前後のものが多く、パッケージがオシャレなのも特徴です。
#北九州市 #八幡西区#昆虫食 #昆虫 #昆虫自販機
生きてるヤツだと魚が釣れ、調理したヤツだと人間が釣れる。 pic.twitter.com/bQdTDWSz9X— 【相互もへじ】通知不具合中の為、お返しが不十分です (@midorihudousan) April 15, 2022
地方でも唐突に昆虫食の自販機に遭遇するので、ツイッターなどでアップされる割合は多いように感じます。
TAKEOというブランドは東京の浅草に実店舗も構えているので興味のある方は足を運んでみてください。
タガメサイダーのトッピングのタガメをいただきました。
カニやエビのように割ってほじくっていただきます。うーん形容し難いお味☺️
なんというか、タガメ味
#昆虫食 pic.twitter.com/23RmmcWxP2— ハエ目ハルカ (@haemoku_haruka) April 23, 2022
タガメサイダーが人気のようです。
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楽天やアマゾンでポチっとしてみるのが手っ取り早い購入方法かと思います。
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東京日本橋にあるANTCICADAのコオロギラーメンも話題になっていて、テレビなどで観たことのある人も多いのではないでしょうか。
グロテスクなものを上げていけばきりがないと思いますが、まずはコオロギあたりが入りやすいのかと思います。
見た目だけで味は美味しいという人がほとんどのようなので、食糧不足が予想される今後、益々注目されていく昆虫食なのかと思います。