東京農業大学から一般企業へ入社した吉川ゆうみさん。どんな会社で働いていた?
吉川ゆうみ(よしかわゆうみ)さんは三重県桑名市出身の政治家です。1973年9月4日生まれ。2013年、三重県選挙区より初当選。三重選挙区からの初の女性参議院議員となりました。
吉川ゆうみさんは1992年に私立メリノール女子学院高等学校卒業後、東京農業大学へ入学。修士課程を卒業したあと、2000年に株式会社 農業食品監査システムへ入社します。
それからは、テュフ ラインランド ジャパン株式会社、株式会社 日本環境認定機構へと転職し、2007年に株式会社 三井住友銀行へ入行しました。
この記事では、吉川ゆうみさんのプロフィールに加え、結婚や夫の情報などまとめています。
吉川ゆうみさんが政治家を目指すことになったきっかけは?
吉川ゆうみさんが政治家を志したきっかけは、高校時代にあります。
授業で環境破壊のビデオを見る機会があり、環境保護への想いを強くしたことがはじまりでした。このころから国政を目指していたようです。
今日は節分。明日は立春で暦の上ではもう春になりますね!帰ったら娘と豆まきをする予定です👹
今日の清和会では、安倍会長より清和会だった石原慎太郎元都知事とのエピソードや憲法改正への思いなどのお話がありました。 石原先生のご意志も継ぎ、確りと憲法改正の議論を進めて行きたいと思います。 pic.twitter.com/etk2s6r7H2
— 吉川ゆうみ (@YoshikawaYuumi) February 3, 2022
保守系の議員としてしっかり情報発信も怠っていないようです。
一般企業の社会人から政治家に転身した吉川ゆうみさん。
大学で環境を学び、社会人となった吉川ゆうみさん。環境への配慮や日本国内の農業振興等、持続可能な社会への意識が高い企業を支援する仕事をしています。コンサルタントとして、また、ISOの審査をする側として、企業にアドバイスをしていました。
そんな吉川ゆうみさんですが、太陽光に投資が集まったというシリコンバレーの例を聞き、気づきがありました。個々の企業へのアプローチよりも、そうした環境型企業にお金が流れるようにして、企業が社会に配慮しながら経営拡大していくことが重要だということです。
その頃、三井住友銀行からの誘いがあり、転職をした吉川さん。金融から企業を応援していこうとしましたが、一民間企業としての限界を感じます。がんばっている企業を応援するために、国政への想いを新たにしました。
そして2013年、谷垣禎一法相に紹介されるという縁があり、吉川さんは参院選へ出馬することになります。
様々な政策を女性の目線で、そして母親の目線で前へ押し進めてきた吉川ゆうみさんは三重県の未来にとても日本の将来にとっても必要な人材であります。
どうか皆様の後押しをいただきますようよろしくお願い申し上げます。 https://t.co/p3ddSESzPU— 安倍晋三 (@AbeShinzo) July 13, 2019
安倍さんも推す期待の議員。
吉川ゆうみさんの目指すのはどんな社会?
吉川ゆうみさんのキャッチフレーズは「環境と成長」です。この「環境」といのは、地球環境でもあり、子育てや働く環境も意味するようです。こういったさまざまな「環境」が良くなる世の中を目指した政策に力を入れています。
吉川ゆうみさんの現在の活動や実績は?
では吉川ゆうみさんは政治家としてどんなことをしているのでしょうか。いくつかあげてみましょう。
1)吉川さんは、地元三重県の道路や河川など、さまざまなインフラ整備のために、国に働きかけました。複数の道路などが完成し、工事が進展しているようです。
2)吉川さんは、企業や商売をされている方々からの要望を受けて、与党税制改正時に働きかけをしてきました。事業承継税制の抜本的な改正・拡充や、固定資産税軽減の制度改正が実現しています。
3)吉川さんは、「農産物輸出促進対策委員会」(委員長は小泉進次郎氏)で事務局次長を務めています。日本の農林水産物の輸出1兆円の達成を目指し、輸出が増えることによって農林水産業が活性化するように制度改正も含めて検討中です。
4)吉川さんは、自民党環境副部会長として、「環境と経済成長の両立」に積極的に取り組んでいます。
5)吉川さんは、2020年に自民党女性局長に就任しました。自民党の女性活躍推進本部で働き方改革プロジェクトチームにも入っています。役員として、様々な立場の女性が活躍しやすい社会や仕組みづくりを検討しています。
吉川ゆうみさん、幅広い分野で活動をしているようですね。
本日は党女性局長として最後の仕事、新局長の吉川ゆうみ参議院議員と引継ぎ式を行いました!
今年度から、また新たな女性局に変わっていきますが、これまで私たちがやってきた事業は継続して頂くようお願いをさせて頂きました。 pic.twitter.com/XYszpcFpQ6— 三原じゅん子 (@miharajunco) September 29, 2020
三原じゅん子さんと並ぶとなかなかのツーショットに感じます。
吉川ゆうみさんは結婚している?子どもは?
吉川ゆうみさんの家族は、父母と夫、娘です。
吉川ゆうみさんの夫は3歳上で、三井住友銀行時代の社内結婚。ゆうみさんについては、「人間としてとても尊敬できる人」「周囲を巻き込み、新しいものを創ることができる人」と話しています。
娘は2014年生まれで、時々Facebookにも登場します。七五三で親子2ショットの写真や、娘のために作ったお弁当などをのせていました。
おはようございます! これから経産大臣と日本商工会議所との意見交換会です。
今日は娘のお弁当の日。 卵焼き、慌てて作ったので形が崩れてしまいましたが、ご愛嬌で。。
行ってきます! pic.twitter.com/820mLzUOnu— 吉川ゆうみ (@YoshikawaYuumi) November 18, 2021
お弁当もしっかり作るお母さんです。
吉川ゆうみさんの趣味は?
吉川ゆうみさんの趣味は読書です。公式ホームページでは、具体的な書籍として、『JAに何ができるのか』(奥野長衛、佐藤優)、『沈黙の春』(レイチェル・カーソン)などを挙げていて、「環境と経済成長の両立」を目指す吉川さんらしさが出ています。
また、吉川さんは弓道やゴルフもたしなむようです。文武両道ですね。
吉川ゆうみさんの今後の政治活動に注目。
吉川ゆうみさんは、2013年に選挙に出馬した際、民主党が強い三重県という選挙区で(吉川さんは自民党)、「女に何ができる」など風当りも強いなか、当選を果たしました。
吉川さんは、18歳の頃に環境問題に関心を持ってから、政治家になった今日まで精力的に動き続けています。最近では、福島原発事故の影響で日本食品の輸出規制を継続してきた台湾に、輸入解禁の働きかけをするなどの活動をしています。(2022年、輸入解禁に。)
その美貌から、一部で「国会の壇蜜」とも話題になったことのある吉川ゆうみさん。これからは、政治家としての手腕にこそ注目です!
党大会、開会しました。司会は牧島かれん青年局長と吉川ゆうみ女性局長。 pic.twitter.com/V2y1qno6bx
— 河野太郎 (@konotarogomame) March 21, 2021
大物議員からの期待が大きいように感じます。